サステナビリティ・ブランディング【Weekly News#12】
おはようございます。マーケティング担当です!
9月に入りましたね!夜に鈴虫が鳴いていて、秋がすぐそこだなぁ~と感じる今日この頃です。今週も元気に頑張りましょう。
はじめに
さて、ここ数年でサステナビリティサイトを開設する企業が増えて来ています。HPは、会社のイメージを印象づけるブランディングの観点からも非常に重要な存在。ただ、自社のサステナビリティ方針や活動内容をどんな人に知ってもらいたいのかで、サイト内の見せ方や伝え方、内容も大きく変わってきます。
第12回のWeeklyNewsでは、消費者や顧客に向けて、自社の取り組みを発信している企業3社のサステナビリティサイトに注目し、共通点を見つけていきたいと思います。
「森永製菓」モリナガ・サステナブル~笑顔を未来へつなぐプロジェクト
【Webサイトの特徴】
クリックすると、真っ先に目に飛び込むのはチョコボールでおなじみのキョロちゃん。プロジェクトアンバサダーとなっているキョロちゃんと一緒に、消費者が森永製菓のサステナブルな取り組みを学んでいける仕立てになっています。
「サステナブルとは?」「SDGsとは?」といった知識を、森永製菓ならではの解釈を加えてわかりやすく伝えていたり、クイズやゲーム、漫画にして伝えるコーナーがあったりと、さまざまな場所に散りばめられた多彩なコンテンツを通して楽しみながら理解していけるサイトになっています。
サントリー「水と生きる」と毎日の“リアル”をつなぐWebメディア
【Webサイトの特徴】
「水と生きる」を理念に掲げているサントリー。サントリーが取り組む様々な活動が動画や写真を交えて伝えられています。
取り組みを紹介する一つ一つの記事は「水ってどこからくるの?可愛すぎるマンガで知ろう!」「ペットボトルの正しい分別方法をRPG風動画で攻略せよ」といった、続きが知りたくなるタイトルがつけられていて、ついつい読み進めたくなります。
中には、「あなたと似た森の動物は?今すぐ診断してみよう!」というものも。一見サステナビリティとは関連がなさそうに感じますが、診断を済ませ、続きを読み進めていくと、サントリーが行う森林整備活動の取り組みを伺い知れるようになっていました。
「星野リゾート」勝手にSDGs
【Webサイトの特徴】
星野リゾートのサステナビリティサイトは「勝手にSDGs」。シンプルですが、キャッチ―なタイトルですよね。"勝手に"という言葉からは、サステナビリティ推進という時代の流れに翻弄されるのではなく、「これまでもこれからも、自主的に環境に配慮した取り組みを行っていく」という星野リゾートならではの思いが込められていそうで、印象に残ります。
サイト内には、「ペットボトル廃止」や「歯ブラシリサイクル」など、星野リゾートの取り組みが見やすく、わかりやすく紹介されています。
【注目のポイント】
サステナビリティ専用のウェブサイトを開設する会社が増えているものの、その多くは投資家に向けた内容が目立ちます。今回、3つの企業のサイトに注目してみましたが、企業の取り組みや思いを一般の方々に知ってもらうためには「わかりやすさ」や「親しみやすさ」をしっかりと表現する必要がありそうです。
そのうえで、興味を抱いてもらえるように、「キャッチ―なタイトル」を使ったり、「キャラクター」を活用したり、「動画」や「漫画」「ゲーム」を交えたりと、様々な手段で、見ている人の興味関心を引き付ける工夫をされています。
また、サステナビリティは、非常に意味が広義ですので、全てを網羅しようと情報を詰め込むのではなく、自社の取り組みと関連する部分や、特に押し出していきたいトピックなど、しっかりと情報を絞ってお伝えした方が、見ている人の印象にも残りやすいかもしれません。
サステナビリティの社外発信をテーマに、企業担当者の交流会を開催!
【9/13(火)Sustainability Meetup Vol.3※15名様限定】
6月7月と過去2回にわたって約30名の方にご参加いただいたサステナビリティ担当者様の交流会「Sustainability Meetup」。今回のテーマは「社外発信」
「サステナビリティの取り組みをどう社外に発信していくか?」
「投資家向けではなく、顧客や一般生活者向け」
上記について、企業のサステナビリティ担当者の皆さん同士で情報交換をしていただきます。
【開催日時】 9月13日(火) 14:00~16:00
【参加費】無料
【定員】15名
【参加方法】Zoom Meeting 開催
同じ役割や立場の人と話してみたい、他社の取り組みについて聞いてみたいなど、ご興味のある方はこの機会にぜひお申込みいただけますと幸いです。
過去の様子はこちらのブログからご覧いただけます。
今週も最後までお読みいただき、ありがとうございました。