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「教育」をテーマに子ども向けのイベントを展開!~サステナビリティ・ブランディング【Weekly News#19】

こんにちは。
マーケティング担当です。

皆様はもう今年の紅葉は楽しんでいますか?東京はそろそろですね。
しかし暦の上では、今日は立冬。冬の始まりです。寒さも厳しくなりますから、風邪に注意して今週も元気に頑張りましょう!


自社ならではの事業で、子どもに学びの機会を提供する取り組みに注目します!

さて、今週は「子どもに向けた教育」をテーマにサステナビリティ・ブランディング【Weekly News】をお届けします。サステナビリティの中でも教育は社会課題の一つです。自社ならではの事業を通して、子どもに学びの機会を提供する企業の取り組みを紹介します。

丸亀製麺~子どもたちが「食の感動」を味わう体験イベント

【概要】
株式会社丸亀製麺では、2021年から、子どもたちへの「食育」をテーマにしたプロジェクトを行っています。(丸亀製麺×株式会社TOKIO×こども わくわく食育プロジェクト)「こどもと共に」をキーワードに、大人が教える「教育」ではなく、同じ目線で子どもと考える「共創」を目指して、新しい食の体験プログラムをつくるプロジェクトだということです。

今年8月には、「丸亀製麺 こども課(選抜された14人の子どもたち)」とTOKIOの国分太一さんが、食の体験プログラムをつくるためのアイデア会議を行いました。

  • 身近な存在の「食」に、楽しさも感じてもらいたいという思いから、食やうどんをお題にした食育クイズ大会を実施

  • うどんと好きなトッピングを自分で選び、「自分が感じるおいしいは何か」を考えながら食べる試食会

  • ワークショップを通して、新しい食の体験プログラムをつくるためのアイデアを出し合う

上記の体験を通して生まれたアイデアをもとに、丸亀製麺では8月に続き、10月にもイベントを開催。子どもたちから出されたアイデアを実行にうつすイベントを行ったということです。

【開催レポートはこちら

【注目のポイント】
丸亀製麺の食育プロジェクトを通して、参加した子どもたちは「味わうって楽しい」「料理って面白い」など、食に対する感動を得られたかもしれません。
丸亀製麺は、「手作り・できたての 本当においしいうどん」から生まれる 〝食の感動体験〟を。 その感動で多くの人を、 笑顔でいっぱいにしたい。(公式HP引用)という強い想いを掲げています。今回注目した取り組みは、「食の感動体験を届けたい」という丸亀製麺の企業姿勢を強く感じられるイベントであると捉えられ、さらに、その理念を体現している事例でもあるのではないでしょうか。

ソニー~子どもたちが、クリエイティビティとテクノロジーの魅力や楽しさを味わう教育プログラムを展開

「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」というパーパスを掲げているソニーグループ株式会社。次に注目する取り組みは、自社パーパスとの繋がりを強く感じられるイベントです。
(ソニーグループのパーパスについてはこちら

【概要】
ソニーでは、多様なテクノロジーとクリエイティビティを活かして、子どもたちの学びや好奇心をサポートする教育プログラム(=CurioStep with Sony)を立ち上げています。
今年8月には、「CurioStepサマーチャレンジ2022」を開催し、全国の子どもたちに向けてプログラミングや化学工作のワークショップ、生物多様性やゲームをテーマとしたトークイベントを行いました。

また、期間中開催されたコンテストでは、全国の子どもたちから、“プログラミング的思考”で作られた「大切な人をワクワクさせるしかけ」を募集しました。ダンスが大好きなおばあちゃんのために、踊る人形を創った作品や、毎日スクワットを頑張っているお父さんが、休まずに続けられるしくみを考えた作品など、相手がワクワクし、喜んでくれることを願った作品が数多く寄せられたということです。

パーパスに基づく取り組みで、ファンを増やす

自分たちが創造したもので、大切な人に感動してもらえたり、ワクワクしてもらえたりする経験は子どもにとって強烈な記憶になりそうです。もっと学びたい!クリエイティビティやテクノロジーの世界ってとっても楽しい!ソニーが展開するプログラムを通して、そう感じることができる子どももいるかもしれません。

ソニーが掲げるパーパス「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」今回の取り組みは、子ども自身や子ども達の周りに感動の機会を提供し、自社が掲げるパーパスを体現した取り組みとも考えられるのではないでしょうか。

「教育」も大きな社会課題であり、世の中には環境配慮やサステナビリティの大切さを教える取り組みはよくみかけるものの、「どんな価値を届けて(自社らしさ)、どんな社会を創りたいか(社会課題の解決)」=パーパス」にまで紐づけられている活動はそう多くありません。

子ども向けのイベントなどは、参加する子どもだけでなく、親や家族に対しても企業の姿勢や魅力を伝え、ファンになってもらえる可能性を秘めた大きな機会です。ファン化につながるポイントは、単にサステナビリティの取り組みだからと、表面的に企画するのではなく、自社のパーパスが何かを掘り起こし、繋がりを感じられる内容にすることが求められるのではないでしょうか。

パーパスに関する記事は、こちらからご覧いただけます。
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今週も最後までご覧いただき、ありがとうございました!